月草日記

探るな

縄張

ナ~ワナワ バリバリ~!! 

今日はスプラトゥーン3のフェスに乗じて、ナワバリバトルのセオリーについて考えるバリよ~!(暫定)

 

初動

左右の高台や自陣隅は終盤まで塗られ辛い一方で、終盤にそんな”陰”のポジを塗ってる暇はないのでしっかり塗っておきたいナワね~!

ステージ中央へ向かうルートは、中央に向かいつつスペシャルを貯めるために道の脇にボムをちょろっと投げる「イカ/タコ・ボーイ/ガール」もいるナワから、そこまでバリバリに塗らなくていいナワ!

 

中盤

茶番。自分はこの時間はTwitterの方から敵が来ていないか見てます。

終盤

茶番。自分はこの時間はだいたい今晩の献立とか考えています。

 

ラスト三十秒

デスすると敵のインクをまき散らすうえに、復帰するのに十秒は要する都合上、絶対に倒されたくはないバリね~~~。

たとえ敵に囲まれていたとしてもワナワナしないのが大事バリ。

 

生きていれば銃は撃てるナワから、命大事にいきたいナワね~~~。

スペシャルも忘れずに、バリバリに吐いていくバリ~!

 

要点

ラクトを許すな

 

 

じゃあまた次のナワバリバトルで会おうバリね~

ほなカイサン!

眠眠

「ずっと真夜中でいいのに」「YOASOBI」「ヨルシカ」など、名前に「夜」系の名前がつくバンドはカッコイイ。ロクに聞いてないけど。

先日都内某所で、彼ら/彼女らに対抗して「ウチら夜しか勝たん笑」ってバンドグループを立ち上げようとしたが、音楽性の違いから解散してしまった。

 

f:id:Natsutsuki:20220302121905p:plain

万能薬の写真

最近、GABA for Sleepをmy lifeに導入して、Sleepのquarityを高めている。寝る前に3粒食べると、なんか睡眠の質が高くなった気がしてクオリティ・オブ・ライフも爆上げです。こういう旨さよりも、食品が持つ機能を重視した食べ物って大抵美味しくないんですけれど、このGABA for Sleepはまろやかなミルクの味わいとコクが素晴らしく、昼間から珈琲と一緒にバグバグ食ってしまいましたw――今日もまた、自分の欲望に打ち勝つことができなかった。俺はカスだ。

 

では。

予防

 大学で二回目のワクチンを打つ。受付の前で「予診票と診察券はお持ちですか?」と訊かれ、ちょっと戸惑ってしまう。診察券は持っているが、予診票は失念していたのだ。さらにひどいことに、一回目に書いた予診票を二回目の摂取時まで持っていなきゃいけないものと勘違いし(実際は一回目の摂取終了時に回収される)、あるはずの無いものを会場の入り口で探し続けてしまった。

 

 一回目のワクチン接種と少しだけ様子が違ったのは、担当してくださった医師をはじめ、様々な人から「二回目の副反応は一回目のそれより重い症状が現れる傾向にあるから、できる限り注意してください」と念を押すかのように繰り返し言われた。受付で渡された確認用紙の裏面には「摂取当日から翌日以降に起こる可能性がある副反応」についてまとめたグラフやもし「副反応が出た場合の相談先」が記載されており、これをよく確認してくれ、とまで言われた。彼らは笑っていたが、疲れなのか、真剣なのか、目の奥は全然笑ってなかった。そんなんで受付が務まるのかよ。

 

 副反応やアナフィラシキーショックの危険性について確認や警告をしておきながらその一方で、注射を打ってくれた医師は、ワクチン接種や副反応に対してあんまり緊張してしまうと、「血管迷走神経反射」といって立ち眩みや血の気が引いたり時に気を失ってしまったりすることもあるから、適度にリラックスしてください。とも言われた。

 

 難儀だなぁと思ってしまう。警戒はしてほしいが、緊張はしないでほしいらしい。「いいですか?」と訊かれたから、そんな器用なことできるわけがないだろ、と言う代わりに苦笑いを浮かべる。

散財

あ、どーも。カスです。

一か月三万円生活に挑んで三日が経ちました。

 

f:id:Natsutsuki:20210719015622p:plain

目標達成まで25日ほど残っていますが、残金はおよそ半分の14512円です。

馬鹿がよ。

 

 

本当は腰をめちゃくちゃ痛めているから良い椅子を買おうとか、眼鏡が肌に合わなくて荒れてしまっているからコンタクトにするとか、新しい眼鏡に替えるとか、新しい洋服を買うとか、一足靴底をダメにしてしまったので新しいのを買うとか。映画見るとか、本を買うとか――色々と考えて使わなければいけない三万円です。

 

が、一緒に遊ぶ相手のいない遊戯王とかいう実質的な紙きれに一万円ほど使ってしまってこのザマとなります……。

 

んじゃまた。

先導

あるいは扇動

 

大学の先輩に「やってるとこみたいな~!」って言われて『Detroit become human』をプレイすることになった。自分は「~してほしいな!」って言われたら大体OKしてしまうので、誰かに何かものを頼むときは自分を頼るといいかもしれません。断るけど。

 

 

こっから感想と考察をつらつら。

『Detroit become human』のネタバレを含む内容があるので、ご注意ください。

f:id:Natsutsuki:20210716101329j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たのしかった~。ドラマチックアドベンチャーノベルアクション。登場人物の行動がアメリカの世論や他の登場人物にまで影響を及ぼすのが最高にドラマティック。刑事ドラマとSFとファミリームービーを一つのゲームでやろうとするあまりにも強欲な計画をめちゃくちゃ巧いストーリーで見事にまとめ上げている。

大人版お子様ランチって感じ(?)

 

QTEアホみたいに難しかったけど、なんとかなった。ありがとう、LogicoolGpro!

 

 

 

ところで社会学マックス・ウェーバーは支配を以下のように分類した。

・伝統的支配

 世襲など、歴史的連続性を理由に続く支配

・カリスマ的支配

 英雄、先導者などのカリスマ性に依って確立される支配

・合法的支配

 人々が合法的だと信じる方法により確立される支配

 

アンドロイドグループ『ジェリコ』のリーダーとして生きることになったマーカスは、ジェリコの中では「英雄」あるいは「リーダー」として扱われるようになる。

ウェーバーに倣って言えば、マーカスの物語とは、カリスマ的支配によってチームを先導するマーカスが市民権を得るために平和的解決を模索するというものだ(少なくとも自分が選んだ選択肢では)

 

ただ、マーカスのカリスマ的支配が、他のアンドロイドたちにとって正統なものであったかは、十分に議論の余地があるのではないだろうか。

 

物語の終盤、ジェリコによるアンドロイドの市民権を訴えるデモが、アメリカ軍に包囲 されてしまったことを恐怖に思うアンドロイドが「こんなことならば、立ち上がるんじゃなかった」と言ったのに対して「奴隷としてあり続けるくらいなら、自由を求めて死んだ方がマシだ」(うろ覚え)とマーカスが言い返すシーンがある。ゲーム的な話をすれば、もう後戻りできないところまで来たくせに、いまさら「たられば」の話をするのはどーなのよ! って感じだが、とはいえ「奴隷としての生存(服従状態の生)」と「自由を求めての死(非服従状態の死)」が天秤にかけられることは非常に興味深い。

 

そう、本当に「変異体のアンドロイドが自我を持っている」ならば、以上の二つは選択肢として平等に提示されなければいけなかったが、マーカスの支配はそこがケアできていただろうか? マーカスは他のアンドロイドに触れるだけで、そのアンドロイドを変異体として覚醒させることができるが、彼らはまるで光に誘われる蛾のように、ジェリコへと向かっていった。それまでの境遇が悲惨なものだからとはいえ、以上の前提が本当に正しいものならば「奴隷として生存し続ける」ことを選ぶアンドロイドだっていてもおかしくないはずだ。

そのようなアンドロイドが存在しないのは、ジェリコの蜂起をうけて政府が推進した、家庭用アンドロイドの廃棄運動が背景にある。まだ変異していないアンドロイドはかたっぱしからスクラップになって、ペットボトルとして新しく生まれ変わる(リサイクル)されてしまうのだ。だからアンドロイドたちが変異体として覚醒したとしても、実質的には彼らの前に選択肢は提示されなかったとしても過言ではない。そこにあるのは実は「奴隷のまま目の前の死を受け入れるか」か「自由を求めて抵抗した挙句の死」しかなかったのだから。ちょっとでも生き延びる可能性のある方を選ぶ。誰だってそーする。

けどそういう風になるキッカケを作ったのは、他でもないマーカスなんだ。

 

 

 

 

あるいは――これはそれまでとは仮説を変えて――もしかしたら、マーカスの能力は「触れたアンドロイドを変異体として覚醒させる」ものではないのかもしれない。

作中で「変異体」と呼称されるアンドロイドは、おおまかに以下の二つに分類することができる。

・外的な恐怖、緊張による覚醒

(e.g. マーカス、カーラ、ジェリコの初期メンバーであるノースやジョッシュ

・他のアンドロイドに触れることによる覚醒

(e.g. いっぱい

我々が一般に使う「自我(そんなものがこの世に存在するとは思えないが)」を持っていると言う値するアンドロイドは、実はこの二つのうちの上だけで、下のアンドロイドは覚醒ではなく非常にスマートな「脱洗脳(ディプログラミング)」にすぎないのではないだろうか。

脱洗脳とは、社会学、心理学の用語で新興宗教などにのめりこんでしまったことでできた価値体系の解体作業の事を意味する。ざっくばらんに言えばつまり、ぶん殴ったり、額に水滴を垂らし続けて神経衰弱にさせた後「お前はマインドコントロールされている。あなたは間違っていた。そうですよね?」と自分が洗脳状態にあったことを認めさせること(偏見)なのだが、マーカスの齎したアンドロイドの覚醒とは、実質的にはそういうものだったのではないだろうか。

これは初期ディプログラミングも受けた批判なのだが、そういった脱洗脳のプロセスは、洗脳のプロセスと大差ない。それと同じように、事前にアンドロイド達が備えていたコードを、マーカスは書き換えていただけであって、結局、彼らは「人間が予め用意したプログラム(コード)に則って行動する機械」から「マーカスが後天的に導入したプログラム(価値観)に則って行動する機械」へと変化しただけで、きっと自我が芽生えたわけではないのではないだろうか。つまりジェリコは――アンドロイドの市民権を獲得する革命団体という側面はもちろんあるが――マーカスが首謀となってアンドロイドを扇動する単なるカルト集団に陥いる危険性も孕んでいる。

 

そのように考えると、「こんなことならば、立ち上がるんじゃなかった」と弱音を吐いたアンドロイドはもしかしたら、マーカスの施した洗脳状態から目覚め、軍に攻撃されるかもしれないという外的恐怖によって、ここでようやく初めて変異体として目覚めたのではないだろうか。

 

市民権、一時的な自由を得て、人間の支配から解放されたアンドロイドの多くは、その実、マーカスというカリスマからの支配からは未だ逃れられずにいる。これを果たして本当の自由と呼ぶべきだろうか? 

と、言ってみるけれど、現実として何者からの支配を受けない人なんてのは砂漠の中で手のひらでさらった砂ほどしかいないんじゃないか?

結局、人はアンドロイドは、なにかによって支配されなければいけないんじゃないか?

 

わからない……むずかし……

いったい何が彼らの幸せだったんだろう?

 

いくら後悔したって時間は巻き戻らない。

 

それならなにも考えずに生きていたい……

f:id:Natsutsuki:20210716100855p:plain

なにも……

小説

 

 テレビをつけたら芥川賞作家が集まって、読書遍歴とか書くきっかけみたいなのを語り合う「タイプライターズ」という番組をやっていた。その日のゲストに呼ばれていたのは自分とほどんど同世代の芥川賞作家だったもんだから、自分は小説を書く身として勉強のつもりで見てみようかと思ったんだけれど、見ていく次第に、こうやってテレビでちやほやされているのが疎ましく感じた。それから疎ましく思っている自分に嫌気がさし、テレビを消してしまった。

 

 大学のサークルの活動の一環として、書いてきた短編を批評し合う創作読書会なるものを催した。盛況というにはあまりにも少なく、不況と呼ぶには集まってきた人に対して失礼だと感じる程度の人数が集まった。単刀直入に言えば自分含めて四人集まった。

 話し合いの一環でこれから社会人になる先輩に対して「社会に出ても小説は書き続けられそうですか?」と訊いた。先輩はちょっと間を空けて「書きたい」と言い、それは果たして真意なのか、建前なのか、と自分は量りかねてしまう。おかしな話ではあるんだよな、わざわざそんなしょーもない質問に嘘を吐いても仕方がない。あの時、なんでもない答えに対して疑ってかかってしまったのは、おそらく自分自身が社会に出た時に小説を書かなくなってしまうことを恐れているからだ。

 

 これは一般的によくない思考だと言われていることは理解しているけれど、やっぱり一番以外は無意味じゃないかな。つまり音楽も小説も絵も全部、自分より上手い何処かの誰かが代わりにやってくれるのだから、自分がやる必要はないんじゃないかな。結局、なにかを作ることに意義はなくて、得られるものは究極として「自分が成し遂げた」という自己満足にすぎない。

 小説だって本来、自分より素晴らしい作品を朝のテレビに出演していた彼らが書いてくれるのだから、自分が出る幕なんてない。今、自分が小説を書いている理由は、社会の要請に応えているわけでも、まったく未知の概念について書き表そうと苦心しているわけでもなく、これまでにないほどのエンターテイメントでもない、「自分が書きたいから書く」という自己満足が突き動かしているだけだ。

 だから、もし自分が何処かで満足してしまったり、そもそも不足を感じるほどの暇さえないほどに忙殺されてしまった時、自分は書くことをやめるのだろう、と漠然と考えている。 

 

 プロになりたいと言えるほど上手かったり、自己肯定感が強ければよかったんだけど。今日はなんだか暗い気分になる一日だった。

支配

 

 最近はリングフィットアドベンチャーとKovaakを頑張っている。どっちも無限に反復を繰り返す作業で、そういうのをあまり苦に思わない。その一方でドラクエのレベル上げとかはめっちゃ怠いなとか考えていた記憶があるから、単なる成果主義ではなくて、職人みたいなのが職業柄向いているんだろうな、とかぼんやり考えている。

 とはいえ、リングフィットアドベンチャーの理不尽な点はめちゃくそキツイ運動のダメージがカスだったり、一見すると奇妙なダンスみたいなのが敵に大ダメージを与えるものだったりする。俺はいったい何をやらされているんだ。

 俺はいったい何をやらされているんだ。でふと思い出したけれど、これってロボットに操られている人間、まさしくそのものではないだろうか? Portal2の冒頭でルームAIに簡単なストレッチを命じられるシーンがあったけれど、本質的にはそれと変わらないと思う。わくわくしちゃうね。